契約年数の引き継ぎは今後も導入されないかも

携帯の契約年数が長ければ長いほど、乗り換えにくくなる

NTTドコモでもこのような機能が提供されているが、法人向けとなっている。ソフトバンクでは個人向けのサービスを提供することで、学生などを中心にヒットさせていく計画だ。一方auでは、NTTドコモのユーザー間で人気が盛り上がりつつある「デコメール」にも、番号ポータビリティ前に対応した。「デコメール」は、メールに使う文字の色やレイアウトを自由に変えたり、絵や写真を好きな場所に入れることができる機能。NTTドコモのユーザーには「デコメ」の愛称で親しまれ、女性を中心にヒットしている。

au版「デコメール」は、au間だけでなく、NTTドコモのユーザーともやりとりが可能となっている。同様にソフトバンクでも「デコメール」と互換性のあるサービスを提供する予定だ。さらにauでは「EZニュースフラッシュ」と呼ばれる新サービスも開始した。ニュースや占い、天気予報などの情報を、一斉にユーザーへ配信。ケータイの待ち受け画面に自動的に表示されるサービスだ。ニュースは1時間毎、天気は3時間毎に更新されるため、いつでも新鮮な情報を知ることができる。

同様のサービスはNTTドコモが「iチャネル」として2005年9月にサービスを開始し、11ヵ月で500万契約を突破するほどの人気サービスになっている。先行するNTTドコモとauの大きな違いは「料金」だ。「iチャネル」は月額157.5円が必要だが、auの「EZニュースフラッシュ」は情報料も通信料も無料になっている。「iチャネル」はニュースの詳細情報をみようと思うとパケット料金が別途、発生するが、「EZニュースフラッシュ」では、詳細情報も無料という大盤振る舞いだ。


「料金が安いほうがいい」「いまの携帯電話会社のエリアに不満」「欲しいと思う電話機がない」といった不満なら、しばらく待つことで改善される可能性が十分にある。いま、各携帯電話会社はユーザーの流出を防こうと、必死に競争をしている。「他社にあって自社にないものをすぐに用意する」という意識が強く、どこかがリードしていても、あっという間に差がなくなり、「どこの携帯電話会社も一緒」という状況になる。

契約している会社に不満を感じていても、「改善されるのを待つ」のが得策だ。特に通話エリアに不満を感じているならば、直接、携帯電話会社に「ここで使えない」と意見するのも効果がある。NTTドコモは「聞かせて!FOMAの電波状況」というホームページを開設しており、エリアに対する不満の声をユーザーから集め、すぐに改善するという態勢を整えている。

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